東京金は、目先下げ渋りも。

 シリア北西部イドリブ県の反体制派支配地域で行われた毒ガス使用(猛毒の神経ガスであるサリンが使われたとの見方)した攻撃で、死者が100人以上、負傷者が300人に達し、それを受け、本日米軍がシリアの空軍飛行場に対し、巡航ミサイル59発を発射したとのニュースが午前9時40分ごろに入り、NY金時間外取引で1270ドル台まで買われました。それに対し、ロシアのプーチン大統領は、米国を非難し、米ロの関係があやふやになったことから、金が下げ渋っております。

一連の流れではありますが、ここで東京金は動き始めました。売っている私にとっては、苦い上げという事になりました。

さて、ここから東京金をどう見るかですが、正直、今回のシリア攻撃もあまり強気はしたくありません。ただし、米ロの関係にタメージを受けたことから、再びNY時間で買われる可能性もあります。目先的には、NY金市場におけるファンドの買いに利益が出始めていることから、買い増しをしてくることが予想されます。しかしながら、有事の金買いは知ったらお終いのケースがあるため、1270ドル台が高値になる可能性があります。よって、売り玉は現状維持とし、NY金市場で買われたところは売り方針とします。

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