昨日も述べたように、来週からブラックアウト期間入りすることから、12月FOMCに対する利下げ慎重論が後退することもあり、金融商品価格は堅調に推移する可能性が高いと考えます。現時点で、12月0.25%利下げ確率は84.7%であり、この確率が下がりと金融商品の上値が重くなり、堅調又は上がると金融商品は底堅く推移することでしょう。
ちなみに、FOMCは日本時間12月11日午前4時に発表します。同日4時30分はパウエルFRB議長の記者会見です。
利下げ確率が高く推移している中で、FRBが利下げを決定せずに据え置きならば、一旦下落することもイメージしておきましょう。
【大阪金】
大阪金は、堅調な動きを見せました。やはり、底堅く推移しました。ただし、昨日も伝えたように、トレンドを形成するような相場ではないと考えます。
しかしながら、昨日日経新聞電子版に掲載していましたが、ステーブルコインの発行最大手テザー社が7~9月期に24トン金を購入したようです。中銀で最大の買い入れ額だったカザフスタン中銀(18トン)を上回ったようです。
つまり、中銀以外でも大量に金を購入するプレーヤーが出現しているということです。そのようなプレーヤーが現物を購入した場合、すぐに売却することはなく、相場は需要によって下値を切り上げます。相場が下落するのは、投機筋の過剰買いがほとんどです。
【大阪白金】
大阪白金も堅調な動きを見せました。こちらのチャートをご覧ください。

昨日も伝えしましたが、中国市場で白金先物取引がスタートしました。取引時間は、日本時間で10時から12時30分、14時30分から16時になります。上記チャートは、大阪白金30分足になります。青枠は、中国取引時間帯を示しております。一番左の青枠は、中国で白金先物上場初日になります。
昨日も述べましたが、この時間帯が注意するポイントです。つまり、需給と逆相関する可能性があるからです。アジア時間で上昇し、欧米時間で冷静になる可能性は高いように思えます。

続いて、こちらのチャートは、大阪白金日足にボリンジャーバンドを重ね合わせたものです。テクニカルの形を見ますと、σ=+2まで浮上し、徐々にボリンジャーバンドが拡大しております。この形になりますと、なかなか売り叩かれにくいように思います。
①を見ていただくと分かりますが、σ=+2は7713円、σ=+1は7514円で推移しています。(価格変動で多少は変化します)昨日述べましたが、11月27日10時以降からの10分間で、7436円から7530円までの上昇したことを考慮すると、やはり7500円台は下値サポートされやすいと考えます。そのことに加え、中心線7314円を下回ったところはロスカットの目安になることでしょう。
中国市場で白金先物取引がスタートして2日目であり、もうしばらく堅調な動きを予想します。
〈相場の下落要因は、先物市場の投機的な偏りです。〉
ちなみに、中国・広東省広州市にある先物取引所の広州期貨交易所に、白金先物取引がスタートしたことで、下落リスクも高まることでしょう。今までの中国市場は、現物のみの取引であったため、ショック安のサポート要因でしたが、今後はショック安を招く要因にもなりやすいと考えます。ショック安は、結局は先物市場がもたらすものです。
【日経225】
日経225は、やはり堅調な動きを見せました。私の見ているチャートでは、大阪白金同様、売り転換するように思わせて、買い継続中です。48000円を維持したことで、今年5月以降一度も日経225は、売り転換していません。
おそらく、まだ下落する相場ではないように思います。以前にもコメントしたように、48000円~52000円レンジのように思いますが、もう少しレンジを絞って考えても良いと思います。
会員サイトをご参考にしてください。