東京金は、目先戻るか!?

 東京金は、やや戻りを入れる可能性があります。短期的な部分であり、相場に対する考え方には変わりはありません。なぜ、東京金は、戻りを入れる可能性があるかですが、一部のお客様にはお伝えしましたが、以前にもお話ししましたように、東京金は、ドル円とNY金の関係で値段を形成します。つまり、東京金が下げに向かっているならば、円安になると、それ以上にNY金が下げ、東京金はマイナス圏で推移します。しかし、本日は、円安でもNY金は下がりません。という事は、NY金が戻りたがっていることを意味します。なぜNY金は戻りたがっているのかは、一先ず買い方ファンドの手仕舞い売りが一巡し、下げ渋っているところに、昨日の北朝鮮ミサイル発射のニュースで、再度ファンドが買い拾っているように思えます。ただし、以前のようには買い上げることはできないと考えております。なぜならば、同じ材料でも上昇過程の材料と、上昇してから下げてからの材料では、動きが異なります。

 NY金は1300ドル手前まで上昇し、1214ドルまで急落してからの今回の北朝鮮の材料であるため、戻れば売りたいファンドもいるはずです。そのため、今回は下げるためにファンドに買いつかせる時間帯かと考えております。円安でNY金が売られるよう(上がらなくなる)になれば、NY金の上値近いと考えるのが良いでしょう。(ドル安でもNY金が上がれなくなるか!?)それまでは、様子見ていきたいと思います。いずれにしましても、1200ドル台は正直高すぎると考えておりますが、今下がれない理由もあるため、ここは時間との戦いになりそうです。

 明日、東京金が〇〇〇〇円を下回って終われるか注目していきたいと思います。引き続き、売り目線で、短期戻りを入れる場面をイメージしながら、対応していこうと思います。

※会員募集中です。2週間無料になっていますので、お気軽にご参加ください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事