NY白金は、買い玉維持のまま。買い増しも視野に。

キャプチャ

本日は、東京白金の動向を予想していきたいと思います。まず、その前に上記のチャートは、NY白金の日足になります。下部は総取組を表したものになります。以前からお伝えしていましたが、先月26日以降にNY白金におけるファンドが、約20000枚新規売りしておりました。なぜ、ファンドが新規売りしたのかは不明ですが、その時は南ア・ランド安、南ア鉱山会社株価下落していたためと判断しておりましたが、もしかしますと15日のジョンソン・マッセイ社から報告されます2017年の需給予想が弱気の内容と判断し、新規売りしてきたのかもしれません。話は前後しますが、同社の需給見通しは、供給過多との予想になっておりました。ただし、あくまでも見通しになります。出たらお終いになる材料でもあります。

 ここ最近は、南ア・ランドが堅調に推移しており、南ア鉱山会社株価も反発しております。そのため、NY白金が出直りつつあります。そうしますと、注目されますのは、4月26日以降に新規売りしたファンドの動向になります。12日までのNY白金の総取組は、高水準のままとなっております。つまり、ファンドは12日時点では買い戻していないことを意味します。ただし、15日にはNY白金が939ドルまで上昇したことにより、恐らく10000枚近く減少していると予想します。

 上記のチャートを見ましたら、第一弾の売りは950ドル台からと推定され、続いて第二弾の売りは920ドル後半のように思えます。920ドル台後半以下の売り玉は約9000枚であるため、15日のNY市場ではこの売り玉の買戻しが出たと考えております。が、しかし、950ドル台からの売りも徐々に利益が減少しているため、恐らく〇〇〇ドル~〇〇〇ドルでそのファンドの買戻しが出ると予想します。

 しかも、今だ東京金との比価は1:1.31であることから、予想以上に買われる可能性があると予想します。

よって、依然として買い玉維持しながら、チャンスあれば買い増しも視野に入れていきます。

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