東京白金は、2日に急落しました。その要因としましては、まず一つにNY市場における売り方ファンドの買戻しが、ある程度一巡したことや、昨日南アの第1四半期の失業率が予想を上回って悪かったことや、米国自動車販売台数が前年度に比べ‐0.5%減少したことなどで、市場は再度弱気に転じたようです。正直、私はNY白金が940ドルで支えられると予想しておりましたが、その価格帯を下抜けたことにより、幾分上値が重くなってしまったように思えます。
もうしばらく、上値が重くなりそうですが、5~6日後には一目均衡表の遅行線が実体線に突入することになるため、その水準までは一進一退の動きが予想されます。5月29日の雲に突入しましたが、その雲の中に入り切れずに失速したことから、雲の下限が今後の上値の重しになることでしょう。17日後には、雲が狭まるため、徐々に上抜けるチャンスが来ると考えております。
<需給には変化がないと考えます>
白金リースレートがプラス圏で推移している事、アジア勢の需要が入り始めている事、南ア・ランド通貨が堅調に推移しております。
<3500円越えは時間の問題>
3500円以上の価格は、近い将来あると以前から考えておりました。上記のチャートは、白金週足の一目均衡表になります。日足と週足を見ますと、転換のポイントが分かります。それは〇〇〇〇円になります。その価格を上抜けると、再び堅調に推移することでしょう。しかも、日足で見ると3430円前後が上値の抵抗になるとお伝えしましたが、週足の一目均衡表上限(下限表記)が3450円であるため、今後の東京白金は3430円~3450円が上値の抵抗になると考えます。が、しかしその価格を上抜けるようならば、基準線の3528円まで試すと考えております。そのため、買い玉維持とします。
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