東京金の揉み合いはいつまで続くのか?

 昨日の夜間取引(26日午後17時)に、誤操作のためNY金時間外取引で18ドルも一気に下落しました。そのため、4436円まで下落し、終わってみれば4470円と9円安でした。昨日は1254.6ドルから急落しているため、この価格帯を上回るか注目したいところです。今の動き(17時30分ごろ)を見ますと、ドル安・円高によりNY金が反発し、東京金は10円高となっておりますが、NY金が重くなりますとドル安・円高でも上がれなくなるため、円高で東京金がマイナス圏で推移するか、それともNY金が買われ堅調に推移するかを確認しようと思います。

 私の考え方には変わりなく、売り方針は継続しますが、本日の日中取引で安値から切り返したことを考えますと、少し下げこじれるかもしれません。ただし、明日は新補発会します。相場の転機になりやすいこともあり、本日の納会価格も4439円と44円安で終了しており、2017年4月限は4506円、同年2月限は4498円となっていたことから、東京市場だけで見ますと過去2回の納会とは異なっていると見ております。

 いずれにしましても、NY市場の〇〇〇〇ドル、東京市場の〇〇〇〇円を下回らない限りは、狭いレンジの動きになってしまいます。引き続き粘り強く、売りで対処していこうと思います。

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