東京白金は、底固めの時間帯と考え、安値買い拾い方針とします。昨日は、中国GDPが予想を上回ったことや、南ア・ランド高、南ア鉱山株高、ナイメックスの在庫が減少したことで、NY市場で940ドル手前まで反発しました。しかしながら、上値ではヤレヤレの売り物が出たことから、値を消したようですが。・・・しかし、ファンドのショートカバー(買い戻し)が出し切ったとは思えません。むしろこれからと考えております。
過去最高にファンドはNY白金市場で新規売りを行っております。リーマンショックよりも売り込んでいると考えます。ただし、なぜここまで売るのでしょうか。フランスのユロ・エコロジー相が、2040年までに国内のガソリン車とデーゼル車の販売を禁止する方針と発表し、2019年からある自動車メイカーは、自動車のすべて、若しくは部分的にも、電気化にすると伝えられたことが、ファンド売りを誘ったのでしょうか。
正直、ここまで弱気される相場ではなかったと思います。ECBも来年以降テーパリングに動き始めようとしていますし、これはそもそも欧州経済が正常化になりつつあるという表れと評価して良いでしょう。そう考えますと、NY市場の900ドルを弱気する必要はないと考えます。徐々に下げ渋りを見せ、935ドル以下のファンド売りは9500枚程度あるため、昨日の高値937ドルを上回ってくるようならば、徐々に買戻しが出始めてくることでしょう。私自身、とりあえずのNY市場高値を970ドルと予想します。東京市場は、〇〇〇〇円どころと予想します。
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