前回(8月15日)の東京白金のコメントでは、3459円(8月9日)まで上昇してから3400円(8月15日)までの押しは、黄金比率で言いますと0.382押しであるため、良い押しを入れていると判断。しかし、その日の夜間取引(16時30分以降)で3390円まで更に下げましたが、本日は3425円で取引終了しました。
基本は買い方針に変わりはありません。徐々に再び買いポジションを増やしております。なぜか?東京白金は売りの方が儲かるのでは?などと疑問を抱く人もいらっしゃると思いますが、相場はある時点で転換します。当然、物の価格と将来の取引であるため、将来予想された価格まで値を下げますと、材料を折り込みに動いていると判断し、しかも、実需は下げると見送りますが、一転反発し始めるとある程度の価格でも買いに動いてくる修正があります。つまり、今の東京白金、いやNY白金は弱材料を900ドル割れで折り込んだと考えております。
底を打ったと判断している私にとっては、ある価格を下回らない限りはしつこく買いで考えていく必要があります。ただし、今の東京白金は再び揉み合いに入ってきているのも事実です。上記のチャートをご覧ください。東京白金週足チャートに一目均衡表を重ね合わせたものになります。ポイントをいくつか挙げたいと思います。まずは一目均衡表の雲の薄さ、次に雲の下限3473円、来週一目均衡表の基準線と雲の上限がほぼ一致するといったところになります。もう一つ言いますと、一目均衡表の遅行スパンがこのまま揉み合いを続けると、3週間後に実体線に突入すると考えております。そのため、勝負は来週から来月中旬と予想しております。
NY白金におけるファンドのポジションは売り玉の買戻しは進んでいるものの、買いポジションは増加しておりません。つまり、過熱感がないという事になります。過熱していない相場が、下がるとは思えないため、引き続き買いポジションを維持していこうと思います。
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