金、白金は別の考え!!!

 東京金は、なかなか思うように下げてくれません。ここは、我慢の時期と考えております。

 前回もお伝えしましたが、NY市場におけますファンドが買いポジションを増加させております。取組は、50万枚を超えており、昨年のブレクジット(イギリスユーロ離脱)以前の取組でほぼマックスとなっております。この買いポジションが、どうなれば減少するか考えた場合、①イベント②事柄の沈静化③納会・新補がポイントになると思います。イベントでは、本日のジャクソンホール(イエレンFRB議長発言)、9月1日の米雇用統計。②北朝鮮のミサイル発射予告に対し、9月9日北朝鮮建国記念日まで。③28日東京納会、29日東京新補、NY納会。それらでファンドのポジションが変化すると考えられます。ファンドのポジションが減少しますと、2~3日は買いポジションの解消に最低動いてくるため、注意していきたいと思います。

 東京白金は、金と反対で買い方針継続とします。お客様に金が下げるならば、白金も・・・。どうなれば、金と白金が逆相関になるかをイメージした場合、①割安感②南ア通貨ランド高③欧州の自動車販売台数増加などが挙げられます。それ以外は、金との連動性があるため、今の価格差が縮小することはないでしょう。仮に金が上がり、白金も上がった場合は、時間差で手仕舞っていこうと思います。白金の買い玉を決済し、金の売りで見ていこうと思います。

 たまたま、私のコメントでは、東京金売り、東京白金買いになっておりますが、これはストラドルを組んでいるわけではなく、それぞれ単品の相場観であり、たまたまこのようなポジションになっております。つまり、私の相場観では上げ幅が大きいのは白金、下げ幅が大きいのは金と予想しております。

 引き続き、このポジションを維持していこうと思います。

※会員募集中。2週間無料になっていますので、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事