東京金は、売り方針継続。ここの4700円前後は買われたとしましても一過性。時間との戦いになりますが、売りで粘っていきたいと思います。
今までの金の強材料①トランプ政権不安(まともな政策を実行していない)②北朝鮮の弾道ミサイル発射に対しての地政学リスク③米金融政策引き締め後退④ハリケーン「イルマ」による大規模な被害⑤米債務上限引き上げ12月中旬に延期、それらによってファンドが買い増しをしている。などなど。
それが今では、今月中にも米税制改革(25日に概要を公表)が行われるとの期待が浮上し、ハリケーン「イルマ」の被害は予想よりも小さかったこと、11日の国連安保理で北朝鮮への追加制裁が採択され、やや北朝鮮リスクが後退したことから、米長期金利上昇、NY金1330ドル割れを演じた。あくまでも、これらの材料は織り込まれただけであり、これから売り叩かれる材料でないことは、理解しておきましょう。しかも、北朝鮮リスクが払しょくしたわけではないため、予断を許さない状況であることは確かです。
しかしながら、いつまでも上げ続ける相場はありません。今は、NY市場でファンドが大量に買い増ししており、その買いに利益が乗っているため、買い方ファンドの回転利いておりますが、ファンドもいずれ利益確定に動く必要が出てくるため、私の予想では〇〇月あたりから売られてくると思います。
ここは不安定であるため、少々勇気が必要な場面ですが、売り玉はそのまま維持していきたいと思います。
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