東京金は、以前から売り方針とお伝えしてきておりますが、ここにきて相場が迷っているように思えます。会員サイトでも、短期的には反発もあるとしたように、ここ数日間堅調な動きをしております。しかしながら、私は買いでとるつもりはなく、売りで勝負しかけていきたいのが正直なところです。そのため、お客様にも苦労をおかけしております。タイミングを見ながら、確実に仕留めていきたいと思います。
<弱い材料>
国際通貨基金(IMF)は10日、世界経済見通しを発表し、世界全体の2017年の成長率予想を4月と7月の見通しから0.1ポイント引き上げ、3.6%とした。
UBSが、NY金見通しを1300ドルから1270ドルへ引き下げ。
CFTCの建玉明細で、ノンコマーシャルの買いポジションが、約280000枚維持している事。(因みに売りポジションは縮小)
1月~6月のロシア金生産量、122.3トンに増加。前年同期実績115.45トン。
12月の米利上げ見通し強まる(FRB議長の発言、米経済指標好調)
<強い材料>
トランプ政権に対する不透明性(法人税率などの税制改革について疑問、2015年のイラン核合意について、最終的には米国が離脱する可能性があると警告発言)
18日の中国共産党大会、本日から始まった米韓の軍事演習による北朝鮮の威嚇発射。
中国の預金準備率引き下げによる金の買い人気増す。(預金準備率を引き下げたことにより、同国は実質金融緩和に移行したようです)
12月の米利上げ見通し後退。(米経済指標悪化)
常に新しい材料が出てくるため、市場は迷いながらポジションを取っているようです。ただし、相場はいずれ多いポジションの反対に動くと考えております。そのため、NY金が再度上値が重くなるようならば、売りで考えていきます。
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