東京白金は、前回のコメントで11月24日の米格付け会社S&Pによる、南アの自国通貨建て債券格付けを1段階引き下げたことで、弱材料出尽くしから、南ア・ランドが反発、そのため東京白金は下げ渋りを見せているとお伝えしました。12月に入り会員サイトでは、たまらず3300円台(具体的な指示をしています。)買い指示いたしましたが、戻り鈍く、本日31円安となっております。本日の会員サイトでは、中国の実需の買いや南ア・ランド高で大きな急落は考えにくいものの、一方では米国市場におけるファンド売りポジションの買戻しが一巡したことで、ファンド買いの転売が入りやすくなっていることを想定すると、東京市場で上値が重くなることが考えられると指摘しました。実際、11月28日までの1週間のファンドのポジションを見ますと、売りポジションは10月31日から一か月間で約11000枚減少しております。買いポジションは、同日から約4000枚増加しているのが分かります。そう考えますと、ファンド買いの整理が終了しない限りは、相場は浮上しないと思った方が良いでしょう。
ということから、東京市場で買いポジションを仕切って、やり直しを図るか?、それとも、一旦両建ての売りを入れて様子を見るのが良いと考えます。次の作戦を考えていきます。
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