東京金は、売り売り方針継続です。本日、同僚に東京金に関することを聞かれました。その方も、売りを増やしておりますが、本日の反発でガッカリしていたようです。ある程度の値段まで上がったら、買いに頭を切り替えないといけないかなぁと言っておりました。私は、買いに転換することはありません。以前にもお伝えしましたが、東京金は、売るか、売らないか、売り玉を踏むかしかありません。買う事を考えるのは、今の日柄でもなく、今の値段でもありません。相場は、4600円台を長く演じていたため、4500円台が安く感じます。その証拠に、東京金における一般投資家が4500円台で売り玉を買戻し、買いを増やしておりました。私は、4500円は一旦と止まる場面と考えておりました。本日の戻りは予定外ですが。なぜならば、東京金の価格レンジは4500円~4750円だからです。つまり、250円レンジの動きをここ数年演じております。相場は、天井を打ったのか、底を打ったのかです。もし仮に9月19日の4721円が天井でないならば、NY金は当然1300ドルを乗せ、東京市場は4600円を上回ることでしょう。(12月6日の大陰線を買切る)そうなりますと、まだ天井を打っていないと考えるべきでしょうが、それならば、何の材料で買われるのでしょうか?北朝鮮リスク?トランプリスク?そのことが本当に強い材料なのでしょうか?物の価値は、売却して初めて得られます。売却しないと価値の評価は、その日ごとに変わってきます。しかも、年末に買いで仕掛けるだけの大口ファンドがいるのでしょうか。正直、いないと思います。
振り返りますと、8月限の新補発会に4593円を付け、安値4585円を付けた後に4721円まで上昇しました。瞬間4600円を割り込んだ場面もありましたが、同限月の4585円~4721円は、67日間揉み合っていたわけです。この揉み合いは10月限も同じです。それが、たったの8日間で底を打つのでしょうか。これだけの揉み合いを演じた場合、上昇に転じるのであるならば、一気に下落(10%程度)、若しくは、上でもみ合いを演じただけの期間、下値揉み合いを演じる必要があると考えます。そのように分析しますと、今回の戻りは、指数を上げるための戻りと考えております。
ただし、本日のみで考えるならば、売り目線で〇〇〇〇円~〇〇〇〇円を下回って欲しいところです。(お客様にはお伝えしております。)その水準を本日、下回るようならば、再度売りで攻めていきます。
※会員募集です。2週間無料になっているため、お気軽にお申し込みください。