カネ余りがどこまで続くか?

本日は、お疲れ様でした。

付いた値段が、正しい値段ではありますが、全ての金融商品におきましてカネ余り現象となっているように思えます。金・プラチナ共に、イラン情勢や北朝鮮リスクの懸念で買われているようなコメントを目にしますが、実際のところはNYダウやユーロの動向が、金及び白金の動きに影響をもたらしているように思えます。つまり、カネ余り、若しくはリスクヘッジ、インフレヘッジの買いが入っているようです。東京金も東京白金もこのような動きをしているのは、25年この業界にいまして、初めてです。記憶にありません。

 商品相場も、全体(森)を見て、個々(木)を見ていく必要がありそうです。

 さて、東京金ですが、どんなにカネ余りとはいえ、含み益があるとはいえ、リスクオンが継続するとは思えません。NY金100ドル、東京金300円が一つのサイクルと考えた場合、一旦〇〇〇〇ドル、〇〇〇〇円まで買い進まれると、その後、修正安が入りやすくなると考えております。よって、週明け火曜日〇〇〇〇円あたりの価格があれば売ってみたいと思います。ただし、本来ならば100ドル上昇したうちの3分の1押しで下げ止まるケースがあるため、その水準まで修正安を演じるようならば、売り玉は一旦撤退とします。

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