東京金、弱気ゾーンでのレンジ相場!?

キャプチャ (33)

  トランプ政権が中国からの輸入品のうち最大600億ドルに相当する製品に関税を課すことを計画していることが伝わったほか、米ホワイトハウスが14日に、トランプ政権が中国に貿易黒字を1000億ドル削減するよう求めていることを明らかしたことから、貿易戦争激化への警戒感からリスク回避的に円が買われやすくなり、それに加え、日本では19日の国会で森友文書問題に関する集中審議が行われることも、円高要因になった模様(一部引用)

 昨日のコメントでは、円は現状維持、ドル安、NY金高を予想していましたが、本日の動きを見ますと、ドルとNY金は現状維持となりましたが、円高が進んだことにより、東京市場も4500円前半まで売り叩かれることとなりました。私は、正直ドル安・円高も、そろそろ終焉を迎えると考えております。日米の政治的リスクにより、ドルが売られたのか、円が買われたのかはハッキリしませんが、それらの要素でドル安円高は、今月いっぱいまでと予想します。

 昨日のコメントでは、テクニカル指標DMIを用いて、そろそろ東京金が動き出す兆候が出始めており、買い方有利の展開とコメントしました。その矢先に、本日30円安で取引終了。正直、ガッカリしました。やはり、FOMCを前にNY金の上値が重いようです。私は、今までのように東京金が勢いよく上昇するとは思えません。むしろ、〇〇〇〇円からは滅多売りで臨もうと考えております。ただ、今は多くのテクニカル指標が、強気に傾いき始めているため、ポジションを買いに傾けております。

 上記のチャートは、本日のロウソク足・DMIが更新された東京金の日足チャートになります。そのテクニカル指標DMIがクロスすると予想しておりましたが、本日下落したことにより、+DIとーDIがクロスせずに反発しました。クロスしますと、更に強気の流れになりますが、今の状態では弱気ゾーンでのレンジ相場という事になります。

 正直私は、3月2日・5日の4463円(安値2回付けた価格)が当面の底値と考えています。その価格を下回らない限りは、買いポジションを維持していこうと思います。

※会員募集中。2週間無料になっておりますので、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事