東京金から東京白金へ

本日は、手短にお伝えします。

 東京金は、本日も反発しました。米政府がロシア外交官60人を追放する方針を発表し、安全資産とされる金への逃避買いが進んだようですが、それ以外でもNYダウ反発、ユーロ高がNY金にとって買い要因になったように思います。さて、ここからですが、昨日世界12か国金ETF保有残高が大幅に減少しておりました。米国金ETF以上に減少したという事は、他国での売却が進んだことになります。そう考えますと、NY金のファンドがどこまで買い続けることができるかです。正直、内外共に下値は一旦見せたと考えております。私自身、4500円台で新規売りをするつもりはありませんが、一旦利食いを視野に入れるところでしょう。

 その代わりに、本日は東京白金を買い拾いました。東京白金は底固めをしていると考えております。その理由の一つに、NY白金の取組が減少しました。恐らく、ファンド買いポジションの手仕舞い売りが進んだと考えております。買いを意識しましたのは、当然東京金との比価になります。ここにきて、出遅れ感が出ていると感じております。ドル安・ユーロ高は、金・白金にとって買い要因、政治不安は金にとって買い要因ですが、白金にとっては売り要因になりやすい。米国と中国の貿易戦争の懸念から、株安になり、金にとっては買い要因ですが、白金にとっては売り要因、若しくは上値の重い要因になります。しかし、米中が貿易摩擦の激化を避けようと水面下で交渉しているとの報道を受けたことで、NY白金の重しが外れたように思います。出遅れた銘柄で、なかなか強気のできない状況であるため、東京の白金押したところを買い拾っていきたいと思います。

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