東京金は円安がサポート、NY金はドル高が圧力。

キャプチャ (38)

東京金は、以前からお伝えしておりますように、買い方針継続。しかしながら、円安で東京金が上昇すると予想していたため、正直上昇の勢いは弱いと考えております。今のNY金は、当然ドルに対して逆相関関係で動いてます。23日のNY金は、米長期金利が上昇、そのためドル高に進み、売り叩かれる結果となりました。ただし、東京金が本日プラス圏で推移していることは、評価に値すると考えております。ドル高に進みますと、どうしてもNY金の上値は重くなり、東京金が追随して買われることは予想しにくい。ということは、買い主体の逆張りで臨むのが良いことになります。

 上記のチャートは、お馴染みのDMIテクニカル指標を組み合わせ、一目均衡表を重ね合わせたものになります。チャートを見ますと、今現在、雲と呼ばれる先行スパン1・2を上抜けております。終値ベースで、転換線を維持することができれば、もう一段高が意識されます。DMIテクニカル指標でも、やや買われすぎが修正されたように思います。もうしばらくは一進一退の動きが予想されますが、まだ円安の流れに変わりはないため、円安分で東京金のコストアップを、私は予想しております。

※会員募集中です。2週間無料になっているため、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事