今週は、一喜一憂の動き!?

東京金も東京白金も、結局は方向性に欠く動きとなっております。先週末のコメントで、東京金、東京白金共に、引け味が悪かったため、戻りは売られやすいとしました。しかし、東京白金だけは、NY市場でファンドの売りが増加傾向にあるため、引き続き買い方針で臨むとコメントしました。本日の動きを見る限りでは、正直売りでも買いでもないと考えるべきなのかもしれません。つまり、買いにくいところで買う、売りづらいところで売るといったトレードをしない限りは、今の相場は見てるしかありません。

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 上記のチャートは、NY金日足になります。チャートを見て頂きますと、1300ドルを挟んだ揉み合いになっております。米国の輸入関税引き上げ、米朝首脳会談、ECB理事会、FOMCなどなど、ビックイベントを控え、ファンドのポジションは減少、世界金ETF保有残高も減少しております。本来ならば、売られても良いのですが、市場は若干神経質になっているようです。ただし、今の現状では上値にも限度があると考えております。          ビックイベントが通過しない限りは、方向性に欠くため、冒頭で述べましたように2手の逆張りで臨むのが良いと考えます。

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上記のチャートは、NY白金の日足チャートになります。正直、NY金同様に900ドルを挟んだ揉み合いとなっております。正直、私が東京白金を強気しております理由は、NY市場でファンドの売りが900ドル前後で居座っている事、先月末にユーロが急落したにもかかわらずNY白金は900ドルを維持した事、それに加えて、先日の南ア・ランドの急落もNY白金への影響は限定的だった事が挙げられます。つまり、後の2つは、今のNY白金の値位置を示している事であり、初めのファンド売りは、下がりにくい理由を示していると考えます。そうしますと、今述べた反対の動きをした場合、NY白金がどのような動きをするのか注目していきたいところです。

 しかし、今週はビックイベントが控えております。そのため、今週いっぱいは市場も様子見の動きになると予想しています。もうしばらくは、狭いレンジでの動きをイメージしておくのが、良いでしょう。東京白金の場合は、ファンドの売り玉が解消されない限り、買いスタンスでトレードしていきます。恐らく、NY白金価格が〇〇〇.〇ドルを超えるようならば、ファンドの売り玉の買戻しが入ってくると予想しております。

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