先週末は、貿易戦争が終わったわけではないため、金・白金がV字反騰するとは考えにくい。今週は山場になるとコメントしました。ただし、買い方針には変わりないと考えております。
本日は、貴金属を含め、金融商品が先週末の動きを引き継ぎ、反発しました。これから注視していく必要があるのは、上海総合指数、NYダウ、ユーロ・ドルの動きになります。その動き次第で、ポジティブになったり、ネガティブになったりします。
東京金は買い方針継続とします。先週末に、米中がそれぞれ340億ドルに追加関税を発動したことから、材料出尽くし感が出たようです。来月、米国が160億ドルの追加関税をするようですが、それまでは大きな動きはないといった安心感が出たようです。今回、中国が貿易摩擦に備えたことから、若干の安心感が出たように思います。預金準備率を引き下げたことにより、人民元安となり、そのことが金の買い要因と考えます。しかも、NY金市場におけますファンドのポジションは、やや売りに傾いていることから、売りポジションの買戻しにより、NY金は〇〇〇〇ドルまで反発することでしょう。中国が買ってこないようならば、恐らく1300ドルを上回ることは困難でしょう。よって、今週前半が買われたところは注意、来週下げたところは買い拾っていきたいと思います。
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