東京金は、未だ反発の兆しが見えません。以前、中国人民銀行が元を切り下げたことにより、金が買われやすくなるとお伝えしましたが、先週から本日にかけましては、毎日午前10時過ぎに公表します元の中間値により、金相場が左右されております。本日も減の中間値は、1ドル=6.8131元と下落したことで、元に対しドル高の動きとなり、NY金は時間外取引で売られることとなりました。
今週は、材料が目白押しです。FOMC(7月31日~8月1日)、米雇用統計(8月3日)、それ以外でも米国の重要な経済指標の発表があります。7月から8月に移り変わりの週であるため、一つポイントになりそうです。
上記のチャートは、東京金の日足になります。それに対し、満月と新月をチャートの中に組み入れてみました。そこで共通していることが、満月や安値となり、新月が高値になる傾向があります。今月は、7月28日が満月であったため、本日から来月11日まで戻りを入れても(反発、買われても)不思議ではありません。それにしても、NY金のファンドは売りすぎのように思います。売りポジションは172023枚と、過去一番の売りポジションとなっております。一方、買いポジションは、整理商い(投げ売り)は完了したように思えるため、そのようなことを踏まえましても、8月は貴金属は戻りやすくなると予想します。
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