しかし、本日も凄まじい相場になりました。貴金属をお持ちの方の中には、今朝方買い玉を決済した方もいらっしゃったと思います。今回の貴金属の下げは、トルコショックが発信に思えますが、やはり、元々米中の貿易摩擦の問題から始まったもののように思います。つまり、トルコ情勢よりは、米中通商会談が市場は意識しているように思います。しかも、今週は全てが悪い方に重なり、四半期決算の45日前ルールで、ファンドポジションの縮小も出たようです。
今後の動きですが、引き続き大きな波乱は意識しておくしかありません。しかしながら、本日のように、中国商務次官が8月後半に、貿易交渉で訪米するといった材料が広がっただけで、安値から大きく切り替えす動きを見ますと、昨日の夜間取引から今朝方の動きは以上だったように思います。
このまま貴金属が買われ続けることはありません。これだけ下げた相場になりますので、テクニカル的にも戻り(反発)しますと、売り物が出やすくなることや、来週トルコで1週間祭日となること、再来週あたり米中貿易交渉が行われることから、まだ波乱はありそうです。
恐らく、今月が相場の分岐点になりそうです。しかし、金は〇〇〇〇円が上値の抵抗になりますので、以前のような上昇はないと思います。〇〇〇〇円~〇〇〇〇円のレンジを意識しておきたいと思います。
お盆中に、このような動きの中、一生懸命相場と戦っていただき、感謝しております。
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