本日のコメントは、手短にいたします。
東京金ですが、一進一退の動きですが、基本は買いで対処していきたいと思います。米中貿易摩擦、シリア情勢、トルコ経済不安など、さまざまな要因が浮上しており、何も進展していないこともあり、仮にリスクオフのドル買いで、NY金が売られる場面があれば、東京金を買い拾ってみるのが良いでしょう。恐らく、ドル高は長続きしないと考えているため、徐々に東京金は底上げすると予想しています。
ましてや、米中の貿易摩擦で、米国が2000億ドル、2670億ドルの輸入製品に関税を課すならば、今後米国では、物価上昇による消費の落ち込みが考えられるため、12月の利上げは見送られる可能性があります。しかも、市場では今月利上げするとの見方が大半であるため、それまではNY金の上値は抑えられますが、その結果が出た場合、知ったらお終いで、NY金市場におけるファンドポジションのショートカバーが入りやすくなることでしょう。再三お伝えしておりますが、9月は波乱含みの展開が未だ予想され、10月以降は悪材料出尽くしにより、買われやすくなると考えております。
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