東京金は、来週の押し目を狙う。トウモロコシは、上値限界。

 昨日は、案の定NY金が上昇しました。やはり、きっかけはドル安・米長期国債利回り低下が、NY金におけるファンドの買戻しを誘発したようです。買い方針ではありますが、本日は一部買い玉を利食いいたしました。その理由としましたら、NY金の出来高が推定48万枚以上であったこと、東京市場でも出来高が7万枚を超えたことで、幾分相場がスッキリしたように思います。再び押し目を入れる可能性があることから、来週以降売り叩かれた場面では買い狙いしていこうと思います。因みに、午後に入り、徐々にドルインデックスが回復し、NYダウ時間外取引では300ドル以上反発していることから、NY金は〇〇〇〇ドルまで押しを入れると予想しております。東京市場では、〇〇〇〇円あたりをポイントとして考えております。

<東京トウモロコシ>

 昨日、トウモロコシの需給報告がありました。その内容は、やはり事前予想を下回りました。ただし、2017-18年度のトウモロコシの期末在庫が増加し、そのため2018-19年度の期末在庫が増加したことになります。旧穀・新穀ともに需要の落ち込みを米農務省は予想しているため、高値は買いにくいと考えております。しかも、収穫遅れ懸念により買われておりますが、収穫率が50%を上回ると、ハーベストプレッシャー(米農家の現物売り)が意識され、高値からは売られることが予想されます。ここからは、ロスカットを設定し、売り方針とします。

※会員募集中です。2週間無料になっているため、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事