東京白金は、まだ低水準!?

 東京金は、昨日コメントしたように買い方針継続とします。

 東京白金も買い方針継続です。先週NYダウが大幅安を演じたことにより、資金が分散し始めたように思います。今まで米国市場に資金が集まっていたのですが、ここにきて米国金ETF保有残高が18トン以上増加していることから、徐々に米国市場から資金が流出していると考えております。そのため、私自身米中間選挙までは、NYダウ、ドル、米長期国債利回りは一進一退の動きとなり、資金が入り始めてきたコモディティーが買われやすくなると考えております。

 今までNY金もNY白金もドル高に苦しめられてきました。今週はEU首脳会議もあり、欧州リスクが潜んでいることから、やや積極的に買いにくいものの、NY白金が800ドル半ばの水準で推移していることは、評価して良いと考えます。

 東京白金の値動きを振り返りますと、4月から6月中旬まで4200円を挟んだ動きでしたが、その後、米中貿易摩擦懸念により3050円~2900円のレンジへと切り下がりました。決め手となったのは、トルコショックです。トルコリラが大暴落したことから、東京白金は2680円まで売られることとなりました。その東京白金が、2か月の期間を経て3000円まで戻してきたことになります。トルコリスクは軽減され始めており、3000円が高いか安いかというならば、私自身まだ低水準と考えております。どうしても、2700円や2800円の水準を経験しますと、今の価格が高く感じてしまいますが、今までのドル高が一服、米国市場から資金流出、トルコリスク緩和という動きに変化してきたことで、今後底堅い動きが予想されます。

 ポイントとしましては、〇〇〇〇円です。この水準を上抜けますと、さらなる高値が期待することができます。既に下落相場から上昇相場へ移行したと考えております。押しあれば買い拾いたいです。

※会員募集中です。2週間無料になりますので、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事