東京白金に対しての精神論。

 東京白金は、押し目買い継続です。以前からお伝えしていますように、谷深くて、山低しの相場は考えにくいため、今の3000円前後は、中段保ち合いと考えております。

 ちなみに、昨日トルコリラ/円を利益確定しました。考え方は、東京白金と同じです。精神論の話になりますが、8月中旬トルコショックにより、トルコリラ/円は20円台から一気に15.30円まで売られました。ここで多くの個人投資家は恐怖を味わったと思います。私もその一人かもしれません。ツイッターやYouTubeでは、トルコリラ/円が10円まで下落するとか、5円まで下落するとか賑わっていたようです。つまり、この下げで弱気信者が増えたということになります。余談ですが、相場は人気が大事です。人気とは、ポジションの偏りを意味します。人気の反対に動くのが相場になります。

 それならば、白金はどうでしょう?そのトルコショックの影響から、2900円後半だった東京白金は2680円まで下落したわけですが、、、。ここで恐怖を味わった投資家は、既に価格が戻った時点で、買い玉の決済、若しくはヘッジ(買い玉の保険)で新規売りをしたか、のどちらかだと思います。なかなか、積極的に新規買いする方はいないと思います。(一般的に)

 ただし、その時(8月中旬)の東京白金の価格が正しいのかを検証すべきでしょう。相場は、買われすぎ、売られすぎを必ず演じます。それは、人の心理であり、ポジションの偏りによるものが大半と考えます。買いポジションが多く、上がりにくい相場は、いったん相場を下落させ、買いポジションを減少させてから、上昇するケースがほとんどです。まさに、今のトルコリラ相場がそうです。東京白金もそのようになりつつあります。

 私は、内部要因がすべてだとは思いません。ファンダメンタルズ(需給)を意識しなければ、大きな間違いを起こしてしまいます。それに対し、テクニカルも指標になります。迷ったときは、相場に聞くしかありません。チャートが上に動き出しているのか、ロウソク足一本が、どういう意味を成しているのか、考える必要があります。それを踏まえますと、やはり、東京白金は買いポジション維持したいと思います。

 

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