今年も残すところ、2営業日になります。最後の最後で、世界の株式市場・原油市場の急落により、金融市場がパニックになりました。その中でも安定的な存在を誇っていますのが、金市場になります。
金は、12月初旬までは買い買いで考えておりましたが、FOMC前に市場がハト派色を強めたことで、いったん買い玉利食いし様子見としました。しかも、20日朝方に発表されましたFOMCのドットチャートで、来年の利上げを年3回から2回に下方修正(市場予想はゼロ回から1回)したことから、中立・やや売りに考え方を傾けました。しかしながら、米政府機関の一部閉鎖が報道され、VIX指数(恐怖指数)が36ポイントまで上昇したことから、中立・やや買いに再び考え方を傾けました。
NYダウ・NY原油共に2017年から上昇し、今年9月に大天井を打った格好となりました。その一方で、NY金は8月に一番底を打ち、9月に2番底を打ったように思えます。そのため、今まで投資資金がNYダウ・ドル・債券・原油に流入していましたが、10月以降はNY金に投資資金が向かっているように思います。今後もNY金は、底堅い動きを見せると予想しております。ただし、東京金は円高傾向が弱回らない限りは勢いがなく、多少なりとも失速する場面もあるかと考えております。そのように、失速した場面で買い拾うのが良いと考えます。
東京金は、〇〇〇〇円あたりで買い拾いを考えていきたいと思います。
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