昨年からのレンジ、上抜けるか!?

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 東京白金は徐々に下値を切り上げる動きが予想されます。上記のチャートは、上段が東京白金日足、下段がNY白金日足になります。上段の東京白金日足を見ますと、昨年末から本日まで2800円~2900円のレンジで動いているのがお分かりになると思います。なかなか上がりそうで上がらない、下がりそうで下がらないといったモヤモヤする展開となっております。

 しかしながら、今回米政府機関3週間閉鎖解除や、FRBによるバランスシート縮小終了観測の中で、NY白金は上値をうかがう展開となっております。3月1日までの米中貿易交渉、3月末までのイギリスEU離脱交渉期日が控えているため、上値の重い場面もあるかと思いますが、南ア鉱山会社のストライキ突入、今年の供給が昨年よりも10%下回るとの予想などが、相場をサポートすることでしょう。しかも、悪材料はある程度織り込んでおりますが、好材料はまだ材料視されていないと考えております。よって、米中問題がポジティブに伝わりますと、一気に買い進まれると予想しております。よって、突っ込みは買い拾っていきたいと思います。

 

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