東京金は、引き続き売りスタンスで臨みます。ただし、決め手にかけるため、もうしばらくは一進一退の動きを意識しておく必要があります。高値買わず、安値売らずで臨みたいところです。
さて、本日は東京白金のコメントをいたします。内外ともに、直近の高値を上抜けてきました。3月28日のコメントでは、NY市場で900ドルを突破する相場ではないものの、850ドル以下は弱気しなくないとしました。それに加え、NY市場におけるファンドのポジションを見ますと、売り方のショートカバーが一巡した為、短期的に売りで臨むのが良いとしました。が、本日大幅上昇となってしまいました。
しかし、その日(3/28)にコメントしたように、世界白金ETFが増加しており、本日日経新聞にも掲載しておりました。しかも、南ア白金ETFは何週間も増加傾向にあります。 南ア電力不足からの供給不安予想で、南ア白金ETFは買われているようです。ただし、私の予想では、パラジウムから白金へ投資資金が流入したように思います。
上記のチャートは、東京白金日足に対し、回帰トレンドと一目均衡表を組み合わせたものになります。すべてをコメントしますと、長文になりますので、簡単にお伝えしたいと思います。本日、ご存知のように、3月1日の3127円の高値を上抜けました。そうしますと、まだ上値余地が残っていると思われます。ここから追いかけて買うべきなのか、それとも買われすぎを売るべきなのか、迷うところではあります。私の考えでは、回帰トレンドのσ=+2を早い段階で上回った場合は、目先的に売りを狙っていこうと思います。しかし、その価格帯を上抜けないで下げた場合は、昨日の陽線を起点として、新規買いも考えていきます。つまり、ここからは臨機応変に考えていきます。
上記のチャートは、東京白金60分足になります。回帰トレンドは、未だ上向きです。ただし、日足のチャートでもコメントしましたが、回帰トレンド分析のσ=+2を一気に上抜けたところは、やはり強気せずに売りを考えていきたいと思います。そうならない場合は、まだ下押しは買われやすいと思います。
ご不明な点があると思いますので詳しくは、高橋までご連絡ください。
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