東京金は、売りスタンス継続とします。ただし、10連休を控え、証拠金増額となるため、勝負は控えていきたいと思います。
上記のチャートは、NY金日足とドルインデックス日足を組み合わせたものになります。3月FOMCで、市場はハト派を再確認しました。それなのに、投資資金はNY金から流出しております。ましてや、4月9日までの向こう一週間のファンドポジションを見ますと、売り玉が減少し、買い玉が増加しておりました。どちらを参考にしますか!?NY金から投資資金が流出、NY市場におけるファンドが強気スタンスであるならば、私は前者の投資資金流出に視点を置きたいと思います。しかも、ドルインデックスは、昨年11月~12月の高水準であり、徐々にNY金の割高感が出始めても不思議ではありません。
それでも、NY金が1300ドルを挟んだ動きを見せていますのは、やはり米国年内利上げなしと、米国と他国間での貿易摩擦懸念が払しょくされないからだと思います。ファンドもやや買い傾き、価格が低下することにより、FRBのハト派色が後退、利上げ1回が視野に入ってくると予想。そうなりましたら、徐々に売り玉は処分、若しくは新規買いを考えていきたいと思います。いずれにしましても、相場はどちらかに偏らない限り、ボラティリティーは小さいままであり、私の予想では一旦売り叩かれると見ております。
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