東京金は、未だ買いスタンスで臨みたいと思います。昨日と本日は、東京市場で上値を削る動きがみられておりますが、まだ弱気しにくいところです。
ここ最近のNY金の上昇は、皆様もご存知のように米国の利下げ観測が強まったためです。そのため、米長期国債利回りが下落し、投資資金がNY金に流入してきたように思えます。本日米雇用統計を控えており、金・ドル円・株式市場共に様子見気分が強まっておりますが、先日5日の米ADP雇用統計が、2.7万人増(事前予想18.3万人増)とネガティブサプライズであったため、仮に事前予想の18.5万人増を下回ったとしても、市場の反応は限定的のように思います(NY金高・ドル安は限定的)。むしろ、本日の米雇用統計の数字が事前予想を上回りますと、ポジティブサプライズになると思われますが・・。
ただし、所詮、米雇用統計は金融政策を占う上での指標、やはり18日・19日のFOMCが重要になると考えております。FRBパウエル議長は、市場が利下げ観測を強めているため株式市場も堅調に推移している認識はあると思われ、利下げに言及しない場合株式市場が下落する懸念があることから、利下げ対し何らかの計画を打ち出してくる可能性があります。そうなりますと、NY金は再び買い進まれ、〇〇〇〇ドルを上回ると予想できます。
上記のチャートは、東京金週足に回帰トレンド分析を重ね合わせたものになります。今週は、若干の上ヒゲですが、大陽線一本立っております。この大陽線一本で終わるとは思えません。テクニカル面で考えますと、来週は今週を引き継ぎ上値が重い展開になると予想しておりますが、再来週にはもう一本大陽線が立つと考えております。ただし、大陽線を下回った場合は、考え方を変えます。そのリスクは考慮してください。
その一方で、私の予想通り、再来週に上昇するようならば、新規売りも視野に入れておきたいと思います。価格帯は、〇〇〇〇円以上とします。
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