東京白金は、最終局面か!?

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 中国国家発展改革委員会は6日、自動車などの販売支援を柱とする新たな消費刺激策を発表しました。政府が普及を目指している電気自動車などの「新エネルギー車」は購入・通行規制を全廃し、初のマイカーとして新エネ車を購入する世帯には補助金を支給するというもの。それに加え、欧州では、2015年以降ディーゼル車放れが目立ちましたが、欧州の乗用車におけるディーゼル車の割合が増加に転じているようです。つまり、今までが悪い状況であるということになります。

 上記の東京白金日足チャートを見ますと、2800円を下値の支持線にしているように思います。MACDは買い転換し、3日前の下落時でも買いのまま、短期移動平均線は横で推移し、中期移動平均線は未だ下向きとなっております。まだ上昇相場へ突入したわけではありませんが、当然6月6日の中期移動平均線上抜けは強気出来ないものの、次の上抜けは強気しなければいけないと思っております。なぜならば、テクニカル面で見ますと、そのことによって中期移動平均線も横に推移し始めるからです。

<東京白金は、決め打ちで買い方針とします。>

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ファンダメンタルズ、テクニカルの次は、内部要因を見ていきます。上記の棒グラフは、向かって左側がNY白金市場におけるファンドの売りポジションになります。右側はファンドの買いポジションです。ここ2週間はファンドが売り叩いていることが理解できます。2018年では、ファンドの売り叩きが13週続きました。2015年では、ファンドが売り叩いてからNY白金価格が下落しております。当然、ファンドが売っている以上、相場は下落傾向にありますが、2015年と2018年、2019年では大きな違いがあります。それはNY白金価格です。2015年はNY白金価格が1100ドル台でした。しかも、相場が下落しているにも拘らず、ファンドは買いスタンス継続でした。その中、フォルクスワーゲン社の排ガス不正事件によりディーゼル車放れとなったことが原因で、ファンド買いポジションの手じまい売りが、相場の下落をけん引したように思います。(ファンドの新規売りによるものではないと考えております。)

 今は、特別ファンドの買いポジションが多いわけでもなく、NY市場はもちろんのこと、東京市場でもファンド売りが目立つようになっております。どこまで売り叩くかは分かりませんが、私は最後の局面に入っていると考えております。いずれ、このファンドのショートカバーによりNY白金価格が上昇すると考えているため、買いスタンスで臨みたいと思います。

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