東京金は、短期売りから中期売りスタンス!?

 先週26日にコメントしましたが、東京金は短期売りから、中期的に売りで今後考えていきたいと思います。先日のG20で米中間貿易交渉で、最悪な状態が回避されたことから、本日内外ともに売られる格好となりました。今回の米中貿易第4弾関税引き上げが回避されたことから、年0.5%の利下げが後退する可能性が高まりました。そのため、NY金1400ドル以上、東京金3850円以上は考えにくいと判断しております。

ただし、今月は米雇用統計、FOMCを控えているため、大幅に売られた場面では利益確定も必要と考えてます。

 

 

 東京白金は、ようやく2900円を上抜けてきました。方針は変わらず、買いのままです。ほぼ一か月間2800円台で行ったり来たりしていた相場が、今回の米中貿易摩擦懸念後退により、2900円台を上抜けてきたことは評価していきたいと思います。ただし、ここで意識しなければいけないのは、NY市場と東京市場の内部要因です。NY市場ではファンドは売りポジションを未だ維持しており、恐らく〇〇〇ドルを上抜けると買戻しが一斉にヒットしてくると予想しております。しかし、東京市場では一般投資家の買い玉が大量に存在していることから、日本時間では上値の重い時間帯が、もうしばらく続くことでしょう。そう考えますと、ここからの高値は利食いをこなしながら、いつでも買いで攻め姿勢を持っておくのが良いでしょう。

 

 

 東京トウモロコシは、売りで考えていましたが、やはり28日の作付推定面積発表後に売られる結果となりました。正直悔しいです。今回の作付推定面積は、当然事前予想を上回りましたが、先月11日の米農務省が提示した需給報告の作付面積をも上回ってのが、サプライズとなりました。そのため、今後よほど作柄が悪化しない限り、買い上げるのは困難と考えております。よって、27日のコメント同様、25000円~〇〇〇〇〇円のレンジをイメージしながら売り方針で対処していこうと思います。

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