東京金は、市場が完全に強気になっております。当然ですね。強材料しか見当たらない上、相場の下落は一瞬。そうなりますと、買った方が良い雰囲気になるでしょうね。それは、仕方がないことです。ただし、買いを考えるとしましても、はっきり上昇トレンドを下回ったところを確認してから、手仕舞いするのが良いでしょう。(ただし、これだけ買われすぎますと、思わぬ下落も意識しておくべきでしょう。)なぜならば、未だ金市場における買い方ファンドの勢力は衰えておらず、もうしばらくは突っ込みは買い拾われると考えております。
しかしながら、反発力が徐々に弱回りますと、ファンドが買いついたことを意味し、手じまい売りが出始める時間帯が近づいていることになります。そうなりましたら、NY金の修正安が意識されます。
<・・・たら、・・・れば、になりますが>
5月29日安値4487円から8月14日高値5174円まで上昇した0.382押しならば、高値から262円の修正安。0.618押しならば高値から425円の下落が予想されます。天井を打っているかどうかの確認は、まだできておりません。ただ、私の本心では、「山高ければ、谷深し」になるように思います。
東京白金は、米景気後退にも拘らず、相場は健闘していると思います。ただし、今の取り巻く環境が良くないため、戻りは売られやすいと考えております。つまり、東京白金の場合は、高値を買いに行く相場ではないということになります。2800円台で売りは考えませんが、もうしばらく待って買いを考えていきたいと思います。
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