8月19日にコメントしましたが、東京白金が、8月から下落した要因は、米国が中国に対し第4弾関税を決定したことや、格付け会社が南アフリカの格付け見通しを引き下げたことが大きい。その一つの要因である南ア・ランドの下落に歯止めがかかりそうです。
上記のチャートは、米ドル・南アランドになります。今現在は、米ドル高・南アランド安の状況になっております。このまま相場が横ばいであれば、テクニカル指標であるMACDが米ドル売り(南アランド買い)に転換する可能性が出てきました。
昨日の白金相場は、イタリア首相が辞意を表明したことで、ユーロ安から上値が抑えられました。ここ数日間で、南アランドが反発するようならば、NY白金も再び〇〇〇ドルを試す可能性があります。
その一方で、南アで労使交渉が継続されています。鉱山会社側と労働者側との話し合いに大きな溝があるため、近日中にストライキ突入もあり得ます。それと、ここ最近下落しています景気先行指標の銅価格が下げ止まると、私が予想している以上に白金相場は上昇すると考えております。
ここは、引き続き買いで考えていきたいと思います。ただし、ロスカットは設定しておく必要があります。
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