東京金は、高値更新。先週末、ジャクソンホールでパウエルFRB議長の講演は、「景気拡大を維持するために、適切な対応をする」表明したにもかかわらず、同氏の言及が弱かったのか、トランプ大統領が中国に対し関税率の引き上げを決定しました。
既に発動しております2500億ドルに対し、10月1日から30%(現25%)に引き上げ。9月1日発動予定の中国製品3000億ドルに対し、15%の関税を課すとコメントしております。このことは、パウエルFRB議長へのメッセージのように思います。しかも、トランプ大統領は、公約の中国への45%の関税導入を確実に遂行しようとしているため、まだ予断を許さない状況であることは事実です。
それにしましても、トランプ大統領は意地でも利下げしようとしていますね。年内に1%力づくで利下げさせようとしているのでしょうか。しかし、米国経済がそこまでしなければいけない状態ではありませんし、いざという時に何もできない状況になりやすい。その方が、正直恐怖です。
若干愚痴が入りましたが、本日内外ともに高値更新した為、簡単には下げにくいと見ております。しかし、東京金60分足を見ますと、数日間もみ合い後、下押しも意識されると考えております。つまり、短期的には売りで臨むのも良いですが、仮に一旦下押しを演じたとしても、そこを売りでついていけるかは疑問です。ならば、27日の東京金納会、28日の東京金新補発会で売り狙いするのが良いでしょう。
折角、先週末に東京金相場が売りの形になったのですが・・・。振出しに戻ったため、再び日柄と値動きを見ながら、売りで狙っていきたいと思います。
※会員募集中です。2週間無料になりますので、お気軽にお申し込みください。