昨日、ブルームバーグによりますと、中国政府は自動車市場の支援策を中心に消費促進を目指したガイドラインを発表しました。それによりますと、自動車購入制限の段階的な緩和もしくは撤廃に向けた具体策を模索、一部地域を対象とした新エネルギー車購入支援策などが盛り込まれていたようです。中国の自動車販売台数の低迷が、白金相場の上値を抑えていたこともあって、白金にとっては好材料と言えるでしょう。
さて、そのことを踏まえながら、東京白金相場ですが、今後も底堅い相場が予想されます。NY金やNY銀よりも割安であること、NY・ロンドン白金ETFが増加傾向にあることが、米中貿易摩擦の影響でもNY市場で850ドルを維持した要因と考えます。
しかも、未だ南ア労使交渉の材料が出ておりません。この材料が出てくるようならば、予想以上の高値があると期待しております。いずれにしましても、買い玉は維持していきたいと思います。
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