東京金は、やや様子見。

東京金は、常に売りスタンスですが、米中貿易摩擦に対し、進展・懸念により、揺さぶられております。私が意識していた相場のポイントを、本日上抜けてきました。再び、NY市場における買い方ファンドの息を吹き返したように思います。NY金市場では、1500ドル台でファンドの買いで上がり、その手じまい売りで1500ドルを割り込む。その繰り返しになっております。

今回のNY金相場は、1500ドル台でファンドが買いついていないため、売りが売りを呼ぶ相場にはならないようです。しかも、中心限月12月限にはファンドの買いが大量に存在しており、2月限への乗り換えはまだ始まっていないことも、相場を底堅くしているのかもしれません。つまり、高値取組みでないことが、下値限定となっているようにも思えます。

ただし、これは売り方寄りの見方ですが、ここにきてドルとの逆相関性はなく、NYダウともやや逆相関性が崩れてきております。ただ、米国債は未だ買われ続けているため、利回りは低下し、NY金には買いが入りやすくなっておりますが、いずれその国債買いの反対売買が出てくると考え、引き続き東京金の売り場を探していきたいと思います。

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