金は、FOMCをにらんでの動き。米中貿易摩擦懸念が緩和され、過激派組織ISISの最高指導者バグダディ容疑者の死亡、などが伝わったにもかかわらず、NY金は1500ドルを維持しております。やはり、FOMCで利下げ、12月以降の利下げがあるか否かが、ここ数日間の焦点になりそうです。
東京金は、引き続き売るタイミングを考えておりますが、今のところ売れません。ファンドの買いが増加しており、イベントが終了しない限りは、相場は反転しないでしょう。
本日は、東京金の納会、明日は新補発会となり、29日はNY金10月限の納会、29日・30日はFOMC、11月1日は米雇用統計が予定されております。FOMCで0.25%の利下げを実施するか、米雇用統計の非農業部門雇用者数事前予想9万人を上回るか、下回るかになります。ただし、今回米雇用統計のハードルが低いため、相場に悲観的になることはないと考えております。
いずれにしましても、今週はイベントが盛り沢山となっているため、一方向に相場が動くとは思えません。そのため、吹き値は売り待ちも意識しておきたいと思います。
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