東京金は、売るタイミングを探していますが、今は中立。よって、昨日もお伝えしたように、米国金ETFをはじめ、世界金ETF保有残高の減少、若しくはNY金12月限から2020年2月限への乗り換えが起きない限りレンジ相場と考え、今は静観中。
ただし・・・。
5日のNY金市場で、ファンドの乗り換えが起き始めているように思います。まだ、ハッキリとは言えませんが、2020年2月限の取組みが増加していることが、気になります。アバウトにはなりますが、2019年12月限は、前日比約22000枚減少、一方、2020年2月限は約22000枚増加しておりました。2~3日12月限が減少してくるようならば、いよいよファンドの乗り換え(ロールオーバー)開始と考えて良いでしょう。そうなりますと、例えばNY金価格が下げた場合は、12月限のみ手じまい売りが出やすくなります。もし、NY金価格が下げないとしましても、今まで買値価格が1400~1450ドルだったものが、1480~1500ドルに引き上げるため、万が一、金にとって悪材料(下落要因)が出た場合、下げやすくなると考えております。
ハッキリしたことは言えませんが、ファンドの動向に注意しつつ、ETFの残高にも注目していきます。
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