東京金は、売り売りとしたものの、利食いの日柄は来週と伝えました。その理由としましては、安値を付けた週は6月19日であり、その週から9週目が来週になるため。昨日のFOMC議事録公表では、色々な意見が出たものの、もう少し指標を見極める必要があるとの見解で一致したようです。そのため、年内利上げの確立も低下してしまいました。9月の利上げの可能性は低く、12月の米連邦準備理事会(FRB)の利上げ確率が、50.3%(前日52.4%)と高いため、経済指標次第では年内利上げが警戒されているようです。つまり、9月に対しての警戒心はないということになります。相場がサプライズとなる場合は、警戒心がないところになり、9月に利上げすることによりパニックになります。
その事を占う材料として、ジャクソンホールでの金融政策に関しての経済シンポジウム(25日~27日開催)で、FRBイエレン議長の講演があります。9月利上げ観測が後退した中で、利上げに対しての発言が出るようならば、NY金が売られることでしょう。未だ売り玉は維持していきたいと思います。
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