昨日の東京金のコメントでは、買いの流れには変わりないが、過熱していることもあり、吹き値では注意すべきと指摘。しかも、7月にNY金が200ドル上昇していることから、8月には修正安も考えるとしました。
昨日のFOMCでは、金融政策現状維持としましたが、9月に追加金融政策をにおわす発言もあったことから、本日午前3時1946ドルまで売られたものの、パウエルFRB議長発言で1974ドルまで上昇しました。
さて、東京金ですが、NY金が2000ドルまで上昇するか、もしくは1950ドル~1970ドルでの持ち合いを何日か繰り返さない限りは、大きな下落も考えにくいと予想。一番考えられることは、NY金が8月上旬に高値を付け、その後8月下旬に修正安、9月中旬にFOMCで追加金融政策を意識し、再び買い拾われると予想しております。
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日経225です。東京金は、再びNYダウ・日経平均の暴落後に下げる可能性があります。時間差が予想されます。そのため、今売りで考えたいのは日経平均です。コロナウィルス感染拡大している中、ワクチン開発や世界的な金融緩和により、株価が上昇しておりますが、量的金融緩和をし続けるのは困難とみております。いずれ、各国中央銀行は手詰まりとなり、現状維持がやっとと考えます。ただし、日本のみならず世界的な経済が上向きになるとは考えられません。
IMF(国際通貨基金)は、2020年の世界経済成長を-4.9%と予想しております。一方、世界銀行は、2020年世界経済成長率を-5.2%と予想しております。株価の動きを見ましても、すべて織り込んでいるとは思えません。しかも、今年は米大統領選を控えていることから、不確実要素=株価暴落の動きが今後予想できます。
※日経平均日足チャートになります。
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