東京金は、ようやく修正安を演じることになりました。
前回のコメントでは、米雇用統計で事前予想を大幅に下回るようならば、瞬間的にNY金が買われる可能性はあるが、その高値は急所になるかもしれないとお伝えしました。結果、米雇用統計の数字は事前予想を上回る内容でしたが、一旦NY金は上昇し、その後利益確定売りが出て、売り優勢の展開になりました。8月6日には、米国金ETF保有残高が、約6トン減少し、こちらも利益確定売りが出始めているように思います。
8月7日時点の、米国金ETF保有残高は、1262.11トン。今後、更に利益確定売りが出るかがポイントになります。ただ、このままETFが減少しないようならば、NY金は1980ドルが下値の急所になりそうです。約1950ドル後半から約1980ドルで、米国金ETFは16トン増加しました。その分が減少しないようならば、この価格帯が下値サポートになると予測します。
一先ず、NY金は一旦高値を出したように思います。もう一度買わせる場面もあるかと思いますが、吹き値を飛びつく相場ではないでしょう。徐々に上値が重くなるようならば、新規売りも視野に入れていきたいと思います。
日経225は、なかなか下がりません。先週末、少しだけ買い玉を入れてみましたが、その買い玉に利益が乗ることが納得できません。もう少し、上値余地があると考えているため、ロスカットを設定しながら、買い玉を入れてみるのも良いでしょう。
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