東京金は、もう一段高があると考えております。つまり、ここからは弱気したくありません。<昨日もコメントしたため、やや割愛させていただきます。>昨日も米国金ETFは7トン減少し、保有残高は1250トンまで減少しました。ドル.高と米長期利回り上昇により、市場では利益確定売りが出たようです。ただし、このままドルや長期利回りが上昇し続けるでしょうか?米国は日本以上に金融緩和を行っております。FRBは、2022年まで利上げをしないとコメントしております。そのため、反発はあっても上昇し続けることはないと考えております。よって、今のところNY金の下値は限定的となります。(ボラティリティが激しいため注意してください。)今回の米長期利回り反発は、投資家の資金が国債からグロース株(成長株)に動いた結果と言われております。そのため、一時的にでも国債価格が下落し、利回りが反発したということになります。その動きはまだ続いているようですが・・・。
米国経済が回復し、利上げが意識されない限りは、NY金の大幅安は期待できないと考えております。もし仮に、昨日もお伝えしましたが、15~20%のパニック売りがあるならば、それはコロナワクチンに対する否定・失敗かと思います。(不謹慎ですが)そうなれば、株価は暴落せざるを得ません。しかも、金に対しても一斉に現金化の動きになることでしょう。そうでない以上は、5%程度の押しが十分と考えております。
さて、日経平均は2か月ぶりの高値を付けました。嫌な予感は的中するもので、このような動きを見せられますと、買いを作っておいて良かったと考えております。先ほど、米国では、クロース株に投資家の買いが入っているとお伝えしましたが、日本では、バリュー株(割安株)に買いが入っているようです。しかも、NYダウが堅調に推移するため、日経平均も買いが入りやすくなっているようです。ただし、コロナウィルスの感染者が拡大している中、ワクチン実用化期待だけで買い進むのは危険と考えております。(短期トレードならば良し)
とはいえ、今の株高の流れに売り向かうわけにはいきませんので、上値を取り切れなくなってきてから、新規売りを狙っていきます。そうでない場合は、やや時間稼ぎで買いを工夫して作りたいと思います。ただし、ロスカットを設定しておきます。
東京白金は、高値を取ったら考えます。
※無料会員は、もうしばらくお待ちください。分かりやすいシステムを検討中です。9月以降になると思います。なお、建ち玉相談は、電話・メールにて承ります。非通知番号の対応はしておりません。宜しくお願い致します。