本日は、 米トランプ大統領が退院したことや、米経済政策に関し成立期待などで、NYダウ中心に金融商品が反発することになりました。やはり、貴金属が反発してきました。
今後の相場方針に関しましては、後程簡単に「一口コメント」でお伝えしようと思います。
その前に、気になるところで、米大統領選前後の金融商品の動きがどうイメージしたら良いかだと思います。正直、相場は波乱含みの展開になるということは、誰しもが予想できることでしょう。そこで、私の考えをお伝えします。
こちらをご覧ください。
こちらは、2016年11月8日に米大統領投票日を迎え、11月9日にトランプ氏が米大統領に選出した時の日経平均株価になります。このチャートを見ますと、トランプ氏が米大統領に選出したことにより、マーケットは売り圧力が強まり、翌日から反発しております。今回は、米大統領選挙の裏に大規模な金融緩和が存在しているため、やはり大きく下落した場面では、買いを考えるのが良いでしょう。ただし、2016年のように日経平均が上昇し続けるかは疑問です。と言いますのも、価格水準が以前よりも高いため、高値では売り物も出やすいと考えております。短期的に、米大統領選前後では買いも有効と考えます。
こちらは、東京金日足になります。先ほどと同様に、2016年11月8日のロウソク足を丸で囲んでみました。その当時は、株価が下落したため東京金は堅調に推移していましたが、株価が上昇し始めた途端、売り物が出たようです。つまり、当時は株式市場と逆相関の動きを見せました。ただし、米国が大規模な金融緩和を維持していることから、逆相関よりも順相関になると予想します。東京金に関し意識することは、その日の価格帯です。今よりも高いのか安いのかを考えた上で、判断するのが良いでしょう。
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