東京金は、ドル高の影響からNY市場で売りが先行しましたが、今後下落し続ける相場ではないと考えております。以前からお伝えしていますように、相場のレンジを6400円~6550円or6600円を意識しておきたいと考えてます。今は、逆張り相場の中で、買い主体と判断しております。
東京白金も同じです。ただし、ここにきてイギリスのEU離脱期限が迫り、フランスでは今日にでも緊急事態宣言が発動するとの報道があるため、上値は重くなっております。しかし、その中でも底堅く推移していると、私は評価しております。買い方針は継続です。
日経225は、売りポジション維持しておりますが、〇〇〇〇〇円を上回るようならば、一度ポジションを見切ることにします。
本日のコメントでは、「私の考え方」と題しまして、トレーディングの仕方をお伝えしたいと思います。トレーディングは色々な手法があります。私も大きな失敗をした時期もありますので、常にこのことだけは念頭に置いております。お客様の資産がかなり増加したことは、数々あります。しかし、そこに待っていたのは、ショックなニュースでした。つまり、予期していない事実でした。(サブプライムローン・東日本大震災などなど)そのため、せっかくの資産増加をなかったものにしてしまいました。
今の私は、自分自身利益を評価するのではなく、損失減を評価・重視しております。つまり、損失が少なくすめば、次のチャンスにトライすることができるからです。それならば、どのように自分自身でコントロールするか、値ごろ感ではなく、今までの抵抗ライン、若しくはテクニカル指標で決めます。日中時間ではテクニカルを確認し、損失を少なくしております。
このチャートは、東京白金60分足です。お馴染みのものです。昨日も掲載しましたが、本日相場が堅調に推移したことで、回帰トレンドが上向きになりました。もう少し、底固めをする時間帯と、私は考えております。
が、しかし、相場にはサプライズはつきものです。危険をどこで察知するかになります。底固めできずに、下落するケースも想定しておかなければいけません。上記チャートでは、ここ5日間の安値をピックアップしてみました。2926円~2938円が5日間の安値になります。そうしますと、2920円を下回った場合、買い方にとって不利になるということになります。もしくは、2900円を割れた場合も・・・。つまり、今の価格からストップロスを50円~70円以下に設定することで、相場を安心して観ておくことができます。今だから、このようなことが言えるわけです。仮に相場が底固めし、上昇トレンドに転換した場合は、そのストップロスを引き上げる必要があります。相場の流れに乗ったことになります。相場の流れに乗れれば、後は利食いをするタイミングになります。(利幅が大きいか、小さいかになります。)利食いに関しては、個人差や相場状況にも関係してきますので、私の考え方は控えさせていただきます。
【ストップロスは、売り買いポジションの決済だけでなく、手数料は2倍必要になりますが、一時的に相場が不安定と考えた場合は、両建ても必要になります。(両建てを強要しているわけではありません。心理的な面からです。)あくまでも、使える手法は、使ってみるということです。】
すべての金融商品に置けて言えますが、世界で金融緩和・低金利の状態を継続している限り、投資資金を増やす目的として、株式・商品・為替などは不可欠な金融商品です。そのため、高値から売られたとしても、ある一定の価格帯では売り物が出にくくなり、待ち構えた買いによって、下げ渋りを見せると考えております。是非、ご参考にしてみてください。
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