東京金は、今後どうなる!?14:24

昨日の東京白金は、やはり欧州株下落により、2864円まで売り叩かれました。昨日もお伝えしましたが、3月は株価暴落により、NY白金が562ドルまで売られましたが、昨日のコメントに付け加えますと、その3月にはすべての金融商品がリスクオフで売られたという経緯があり、今回とは異なります。しかも、それ以降、金融緩和を世界的に行っていることから、相場が下落し続けるというより、瞬間的・一時的な下落ということが予想できます。

本日、英国ジョンソン首相が、EU離脱に関する対策を述べるとしているため、引き続きその状況を確認したいと思います。

東京金ですが、欧州のコロナウィルス感染拡大や米国追加経済支援策難航が、逆に買い要因になり始めているようです。以前にもお伝えしましたが、東京金の暴落があるとすれば、世界的な株安などによる現金化の動きのみだと考えています。それ以外は、考えられません。米追加経済支援策の話し合いが進まず、米大統領選後に持ち越すと、トランプ米大統領がツィッターでコメントしたことでNY金は売られましたが、既に米国は大量の金融緩和を行っており、さらに下値を試すことはできないと考えています。2013年の金暴落は、当時のバーナンキFRB議長が、QE1~QE3に対する引き締めの発言をしたことで、内外ともに金が大幅安を演じました。今そのような話は出てくるはずがありません。むしろ、米大統領選で仮にトランプ現大統領が選出されず、そのことを同氏が認めなかった場合、空白の政治が生じ、そのこと自体リスクになります。これは、当然金の買い要因になります。

ここは、6400円~6550円or6600円を東京金のレンジと想定しながら、対応していきたいと思います。

東京トウモロコシは、今でも買いを維持しています。ここにきて、産地の天候が材料視し始めております。乾燥気味の天候によりシカゴ小麦が上昇、そのことでシカゴコーンがつれ高になっております。飼料用としては、コーンの方が割安です。それに加え、中国の大豆・コーンの輸入量が増加しております。そう言ったことから、シカゴコーンは大相場になっております。天候相場が不発だったため、需給相場で大相場となっております。ただし、シカゴ市場でファンドが大量にコーン・大豆を買ってきています。そのため、上げ続けると暴落のリスクが生じます。今後、東京トウモロコシ吹き値があれば、利食いを意識していこうと思います。

日経225は昨夜売りポジションを利食いしました今はノーポジションです。

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