基本、米大統領選までは静観としております。お客様にも伝えております。
フランスやイギリスのロックダウンにより、ユーロの上値が重くなり、東京白金も下値模索の展開になっております。以前からお伝えしていますように、3月時点とは異なると考えておりますが、もうしばらく下値模索が必要かと思います。しかしながら、ここ数日間の白金下落により、中国市場では出来高が大幅に増加しております。欧州では需要減少懸念が囁かれておりますが、その一方で中国は安物買いしているように思います。そう言ったことを踏まえると、東京白金突込んだ場面では、中国筋の買いが入りやすいと考えております。あとは、日柄で上昇するか・・・ポイントです。
日経225は、買い玉決済し、その後下落しましたが、本日反発により、買い玉決済した価格まで戻してきました。欧米でコロナウィルス感染拡大や、欧州のロックダウンで日本株も売られましたが、本日は業績期待により日本株が上がっております。ただし、米大統領選以降、NYダウが3桁以上の下落になると、さすがに日本株も再び売られることが予想できます。ここは様子見とします。
東京ゴムは、売り玉利食いしてから更に下落しております。期近一番限は堅調に推移しておりますが、2番限以降軟調となっているため、期先が以前のように上昇することは困難と考えております。ただし、これだけの動きをしたゴム相場であるため、まだボラティリティーは激しく、当面は波乱含みの展開と考えます。一番天井は打ったと判断しております。
最後に東京金ですが、この相場が下げ続けるとは思えません。ただし、以前からお伝えしていますように、金が下げるときは株安による換金売りのみと考えております。ドル高や金利上昇による金下落は一過性のものであり、一番下がりやすいのは換金売りでしょう。 (リスクオフ)今がそういった状況に思います。東京金は、6400円を下抜けたため、6400円近辺はまだ強気できません。