東京白金は、買いポジション維持のままです。本日一部決済の指値を出しましたが、その価格まで届かなかったため、未だ指値継続しております。
明日、WPIC(ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル)から第3四半期のプラチナレポートを公表します。前回のレポートでは、2020年のプラチナ市場予測として、7.7トンの供給過剰から一転、10.4トンの供給不足なると指摘しておりました。今回、EUが再びロックダウンをし、その影響で、この供給不足が減少するか注目しております。なるべくならば、レポートが公表される前に、東京白金の買いポジション一部利食いたいところです。
日経225は、まだ新規売りしておりません。安値を売りに行く相場ではないため、イメージとしては高値もみ合い後の急落です。つまり、今26000円から下落すると、当然市場の意識は高い価格として認識しているため、利食い売りが出やすい。しかし、高値を買いついているわけではないことから、簡単に価格を戻す(下落したのち、元の値段へ)ことができます。それでは、相場の下落は継続しません。昨日は、ファイザー社に続き、モデルナ社もコロナウィルスワクチン開発に関し、かなりの効果があると発表してきました。そのため、米国債が売られ長期金利上昇、株式市場堅調の構図となりました。しかし、ファイザー社の時よりも長期金利は上昇できず、コロナウィルスワクチンに関しては、ある程度内外の株式市場は織り込んだように思います。しかし、話は前後しますが、先ほど高値を買いついていない理由の一つに、信用買い残の存在があります。以前にも指摘しましたが、10月30日から11月6日の株価上昇時では、信用買い残が減少しました。つまり、利益確定売りが出たということになります。それに加え、11月13日までの株価上昇でも、信用買い残は2兆4346億4400万円(前週2兆4318億7200万円)とほぼ横ばいでした。この数字が示していますように、未だ高値警戒感が出ていることになります。そのため、なかなか相場が下落しにくいというのもあるかもしれません。もうしばらく、相場の動きを見ながら、新規売りのタイミングを探したいと思います。
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