本日は端的のコメントいたします。
まず、東京金ですが、先日もお伝えしましたように、①もう一段下②長期的な揉み合い③一気に6400円まで上昇、と上昇・買う相場になるための条件をコメントしました。本日は、一気に急落したため、①の条件に当てはまったということになります。
今の相場は、ワクチン相場であり、金にとっては売り要因になっております。売り要因というより、買う理由がないといったところでしょうか。ただし、ドルや米国金利が上昇しているわけでもなく、単に投資資金が金から株へシフトしているだけのように思います。そのため、ショック安というよりは、右肩下がりといった動きがイメージできます。
ただし、金が弱含んでいるため、私の一押しの白金がつれ安になっております。白金がこの値段で収まるとは思えませんが、今の白金は工業品というより資産として評価されているのかもしれません。しかしながら、先日もお伝えしましたようにWPIC(ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル)が、2020年の世界白金需給予測を37トンの供給不足と予測していることから、下値は限定的と考えております。
最後にNY金の日足チャートをご覧ください。
RSIが35%まで低下しております。30%まで低下することを考えますと、NY金1800ドル割れも視野に入れておくべきでしょう。
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