東京白金は、買いポジション維持のままです。一部のお客様は、利確したいとの要望がありましたので、少し利食いいたしました。ようやく、白金らしさが出てきたように思います。ただし、日本時間から欧州時間にかけては、金の動きに連動しやすく、安値を出す可能性があるため、そういった場面は買い場提供と考えております。以前にもお伝えしましたが、3200円前後で行ったり来たりしている相場であるならば、まだまだ上値余地があると考えております。
昨日もお伝えしていますように、2020年の白金需給見通しは、37トンの供給不足と報じられていることや、環境破壊を防ぐクリーンエネルギーとして、燃料電池や蓄電池の普及拡大が期待されており、なかでも白金を使用する燃料電池の場合、1台当たり20gを必要とするため、それだけでも大きな需要増加に繋がると考えております。コスト面や利便性からも白金を使用することになるでしょうね。
話は相場に戻しますが、そうは言っても上げ続ける相場ではないと思います。過熱した場面では利確も視野に入れていきたいと思います。私の中では、〇〇〇〇円があれば利確したいと思います。ただし、安価の買いポジションは維持したままですけど。
本日、9時台に日経225を試し売りしました。26500円台でした。その売りポジションを先ほど利食いしました。この相場は、お金の力で釣り上げていますが、日経平均PER24倍は高すぎると考えております。一般投資家の信用買い残は増加しておらず、高値での買いは手控えているようです。ということは、下げたら買い拾われる可能性があるため、もうしばらくは高値波乱の動きが予想されます。
東京金は、投資資金離れが進んでおります。米国金ETF保有残高は1200トンを割り込み、今年7月7日の水準まで落ち込んでおります。7月7日のNY金価格は1809ドル近辺であるため、77トン分のETFを吐き出した格好となりました。やはり、1800ドルを割り込んでみないと、正直何とも言えません。かなり、テクニカル指数は低い水準ですが、もう一段安も考えておきましょう。そのため、もうしばらく様子見たいと思います。
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